名前の宗家の決定版『完全マスター姓名判断 熊﨑式姓名学』

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今回は、630日に説話社から出版された『完全マスター姓名判断 熊﨑式姓名学』について、ぜひご注目いただきたい点や、五聖閣4代目の著者熊﨑健恒の思いなどをご紹介します。

 

~姓名判断のバイブル『姓名の神秘』が現代版になってさらに進化~

本書は、19296月に出版され、現在まで約100年続いている姓名学のバイブル『姓名の神秘』を、現代的に分かりやすく、さらに学問としての姓名学を深堀りして、詳しく紐解いた著になります。

 

『姓名の神秘』とはどんな本?

五聖閣の創業者である熊﨑健翁は、明治の頃より研究を重ねてきた姓名学を19291月に公式発表。その年の6月、実業之日本社より著書『姓名の神秘』が出版されると、瞬く間に大きな反響を呼び、一年で10版ほどの重版となる大ベストセラーになりました。

名前についての深い考えと、漢字の画数や意味など多くの理論を持ち、姓名判断の代名詞として世に知られる「熊﨑式姓名学®」は、その後の姓名学の基本となって、現在では日本はもちろん、中国、台湾、韓国などの漢字文化圏に広まり、ヨーロッパにも広く知られるようになりました。

今日でも日本では、赤ちゃんの名前を考える時など、画数を参考にする人は沢山いらっしゃると思います。『姓名の神秘』は正にその原点であり、出発点になった書と言えます。

 

『完全マスター姓名判断 熊﨑式姓名学』でさらに進化した内容

『姓名の神秘』が出版されて90年以上が経ち、刊行当時には想定されていなかった夫婦別姓問題や国際結婚における名前など、現代の姓名学の観点から、今後の課題についても記載した内容になっています。

昭和から平成、令和へと移った時代に出版することで、元号についての姓名学的考察も書き加えました。

また、『姓名の神秘』の五聖閣漢字標準字典を整理し、巻末には日本の漢字のほぼ全部を収録して、最新の常用漢字と人名用漢字を表記。さらに正字、俗字、国字の分類も行なっている姓名学として最高水準の字典も掲載しています。

この字典一つをとっても、大変貴重な書となっています。

 

令和3年の今、出版したことの意味

日本では今日、姓名学についてさまざまな解釈や判断法が溢れ、姓名学は混乱を極めています。とりわけネット上では甚だしく、何を根拠としていいか悩んでいる人々の声が多く聞かれます。このような状況から、姓名学の根本から正しく、分かりやすく伝える必要があると判断して、今回の出版に至りました。

基になった『姓名の神秘』が出版された当時、世界恐慌の暗い時代の中、広く人々の人生の指針となる本として歓迎され、一筋の支えとなる大きな役割を果たしました。

日本だけではなく世界中がコロナ禍にある今、『完全マスター姓名判断 熊﨑式姓名学』を出版することは、大きな意味があると考えています。

一人でも多くの方が手に取っていただき、本書が後世に伝えられることを願っています。

名前の宗家の決定版『完全マスター姓名判断 熊﨑式姓名学』