起業を考えている人必見!起業準備6ステップと社名の命名方法をご紹介【姓名学コラム】

起業を考えている人必見!起業準備6ステップと社名の命名方法をご紹介【姓名学コラム】

新しくビジネスを始めたい、フリーランスで活動しているが法人化したい、など起業を考えられている方が増えてきています。

起業するには、事前の準備が大切です。そこで本記事では起業までの流れと一番大切な社名の命名方法をご紹介していきます!

 1.起業までの6ステップ 

起業、つまり会社設立は「商業登記」を行い法人格を取得することを指します。ここでは、株式会社の立ち上げについて、6ステップでご紹介します!

○ステップ1|会社の概要を決める

まず最初に決めたいのが、会社の概要です。会社の概要とは、下記のことを指します。

(1)社名(商号)
(2)所在地
(3)資本金
(4)設立日
(5)事業目的
(6)会計年度(事業年度)
(7)役員の構成
(8)株主の構成

 

設立日とは登記を行った日のことを指します。設立日については、代表者にとって良いタイミングで行うことが大切ですので、早めに決めておいたほうがよいです。

○ステップ2|法人用の実印を作る

法務局に法人登記の申請をするときには、会社の実印が必要です。電子申請の時は実印はいらないようですが、後で実印は使うことが多いので起業のタイミングで作っておいたほうが良いです。

また、法人口座開設には銀行印、請求書や納品書に角印を使います。そのため設立後すぐにそれらの印鑑も必要になりますので、一緒に作っておくとスムーズに進みます。

○ステップ3|定款を作成する

会社法に決められている項目、社名や事業目的、所在地、役員構成などを含んだ定款を作成します。

○ステップ4|出資金(資本金)を振り込む

出資金(資本金)を口座に振り込みます。資本金を振り込む口座は、個人名義の口座で問題ありません。また、資本金の払い込みを完了したことを証明するために通帳が必要になります。そのため、振込が終わったら通帳を記帳しておきましょう。

(1)通帳の表紙
(2)通帳の表紙の裏面
(3)資本金を振り込んだことがわかるページ

 

○ステップ5|登記申請書類を作成し、法務局に申請する

登記の申請は、会社の本店又は主たる事務所を管轄する登記所で行います。

登記の申請方法には、オンライン申請と書面申請がありますので、法務局のホームページを確認の上、必要な手続きを行ってください。

○ステップ6|健康保険等及び税務関係の手続きを行う

法人登記完了後に、年金事務所に健康保険や厚生年金等の手続きを、税務関係は法人設立届出書を税務署に提出する必要があります。

 2.一番大事な社名の命名方法をご紹介 

会社を起業する時、まず初めに必要なのは会社の名前である社名です。社名がなければ会社の登記をすることができません。

社名を決めることは、思うほど簡単ではありません。社名を決めるためには、起業する会社の業態や経営理念、会社のイメージなどさまざまなことを考えなければなりません。もちろん、自分の想いをどのように社名に入れるかも重要なことです。

ここでは、社名について、4つの視点からの命名方法をご紹介します!

(1)由来を考える

社名には、起業する会社の業態や経営理念、会社のイメージ、そして何より大事なのが自分の想いを入れることです。想いを入れた名前を作るのはとても難しいことですが、ぜひ挑戦してみてください。

また、例として弊社の名前の由来をご紹介します!

弊社「五聖閣」の名前の由来

設立にあたり創業者の人々を幸せにしたいという思いと、教育に対する確固たる考えが基になっています。教育の教えは「道」、「学」、「術」の三体であり、その理念を行なうためには「道」「学」「術」がしっかりしていなければならないと考えました。「道」は正しい目的や考えを持つこと、「学」はその目的を正しい学理により考えること、「術」は道学に基づいて正しく行動することです。「道」については人の生きる道を教えた世界の聖人である釈迦、モーゼ、孔子、キリスト、マホメットを称えて五聖とし、「学」については東洋運命学の根本である易に関わりの深い伏羲(ふっき)、禹王、文王、周公、孔子を称えて五聖としました。そして「術」については五倫(仁・礼・信・義・智)、五行、名の五格を尊重することから、これらすべてを合わせた意味として「五聖閣」と名付けられました。

(2)文字の種類を決める

社名を漢字にするのか、ひらがなやカタカナにするのか、あるいは英字にするのかも重要なことです。特に漢字には意味があり、その意味をどのように用いるのかも大切なことです。また、英字や漢字の場合は誰でもすぐに読めるような言葉や文字を選ぶことも成功の秘訣です。

(3)呼び名からのイメージを考える

文字だけではなく、呼び名も社名にとってはとても大切です。例えば、「ア」で始まる名前と、「ダ」で始まる名前ではイメージが大きく違うと思います。また、文字の種類の欄でも触れましたが、呼びやすい、読みやすい名前にしておくことも重要です。

そして、呼び名は単に音のイメージだけではなく、音によってもたらされる力がありますのでご紹介します!

●ア行:包容力・親近性・安定性
●カ行:着実さ・理論的・緻密さ
●サ行:実行力・意志力・繊細さ
●タ行:明朗さ・行動力・直観力
●ナ行:柔軟性・明朗さ・鋭敏さ
●ハ行:行動力・柔軟性・企画力
●マ行:柔軟性・行動力・知力
●ヤ行:明朗さ・・包容力・安定性
●ラ行:行動力・明朗性・緻密性
●ワ行:包容力・理論的・沈着さ

 

(4)画数から命名する

画数から社名を命名する方法があります。起業が成功するかどうかは社名にかかっているといっても過言ではありません。

名前の画数は起業する会社に対して、大きな影響を与えます。そのため名前の画数については十分な注意が必要です。また、「株式会社」などの法人名は、名前の前に付けるか後に付けるかによって画数も変わるのでこの点についても注意が必要です。

さらに、個人経営やオーナー企業の場合は代表者の影響力が大きいので、代表者の先天的に備えている運について十分考慮して命名したほうがよいでしょう。

画数で命名する方法
自身で調べる方法もありますが、内容が複雑で難しい場合も多いです。そのため、社名の命名についてプロに頼むという方法もあります。

 3.おわりに 

設立までのスケジュールを決めて、早めに準備しましょう!

いかがでしたか?起業には、様々な準備が必要ですが、特に大事なのが社名です。設立まで時間が掛かりますが、期限がある場合もあります。まずは社名を決めに1月位、決まったら印鑑を作るのに2~3週間とかかるので早めに設立準備のスタートいたしましょう。

五聖閣の社名命名は、「社名の命名・改名」から立ち上げ時期や事務所の場所についてまでトータルにサポートすることで、高い信頼をいただいています。とくに社名については約100年の実績があり、平仮名・片仮名はもちろん、日本や中国などの漢字圏のみならず英語にも対応しており、海外活動に必要な社名もご提案しています。豊富な経験をもとに各種ご相談承りますので、お気軽にお問合せください。