季節を表す名称 12月について 【姓名学と季節】

季節を表す名称 12月について 【姓名学と季節】

12月になりました。本格的な秋の季節の到来です。日本には古来、月を表す独自の言葉があります。その名前の表記をご紹介しながら、今年の12月が一体どのような月なのか、ご紹介します。

~12月を表す和風月名「師走」~

このところ寒暖差の激しい日々が続いていますが、刻々と冬の寒さに覆われてきました。

12月は和名で「師走(しわす)」です。「師走」とは、名前が表す通り、師が走る月ということです。師とは僧侶のことで、この時期になると経文を上げるために走り回っていたことから付けられたようです。本来は旧暦の12月を表す和名なので、新暦の1月になった頃を指していました。

 

また、今年の二十四節気では12月7日1836分から「大雪(たいせつ)」となり、12221227分から「冬至(とうじ)」になります。「大雪」はいよいよ冬本番となり、各地に大雪をもたらすからであり、「冬至」は昼が短く、夜が一番長くなる時期だからです。

 

~もう一つ月を表す重要なものが「干支」による表記法~

もう一つ、月を表す重要な表記法である干支による表記では、今年の12月は甲子(きのえ・ね)の月です。「甲」は十干の1番目で、種子から芽が地中に伸び出ようとする時期です。いよいよ機が熟し、これまで考えていたことの最初の一歩を踏み出そうとして渾身の力を出そうとする時期です。

また、12月の「甲子」の「子」ですが、「子」には蓄財など経済観念が強く、気が小さく義理人情に乏しいところがあります。「甲」の新たに伸びようとする機運と「子」の経済性と進むことへの不安感が交錯するような状態です。

今月は「子」の経済性を重んじ、慎重になる月ですが、「甲」の成長しようとする機運により新しい物事が少し見えてくるでしょう。

ところで、干支は月を表すだけでなく、年、日、時刻も表します。この干支による表記法は古代中国から日本に渡り、途切れることなく続いています。この表記法は日本の文化にも深く根付いています。例えば、正午、午前、午後は「午」の刻から作られたものです。

こうした干支による表記法は、方位や時期についての鑑定にも重要なものとなっています。