赤ちゃんの名前を画数にこだわって付けたいときは、〇〇〇に注意！【姓名学コラム】

赤ちゃんのお名前を付けるとき、気になるのが画数。先輩ママ・パパの７割が画数を気にして付けたというデータもあります。

でも、気になる漢字を調べても、サイトや本によって画数が違う！ってことありませんか？

そこで、本記事では、赤ちゃんの名前を決める際に注意したい"漢字の画数の数え方”についてご紹介します！

目次１．画数にこだわって赤ちゃんの名前を付ける意味とは？
２．漢字の種類による画数の数え方
（１）正字
（２）俗字
（３）国字
（４）略字
３．部首の画数の数え方に注意！
４．おわりに

　１．画数にこだわって赤ちゃんの名前を付ける意味とは？　

名前を付けるとき、漢字の意味や音の響き、生まれてくる季節など、決める要素がたくさんあり悩まれていると思います。お名前を決めるとき、最終的に気になるのが"画数”。画数をもとにお名前を付ける方法を姓名判断と言います。姓名判断は昭和初期に日本で始まったお名前の命名方法で、いまでは名付け方法の一つとして一般化しています。

姓名判断でお名前を付ける際、とても大事になるのが”画数の数え方”です。画数を数え間違えると、そのあとの結果が全然別のものになってきてしまいます。

画数を知る上で”漢字の種類”と”部首の成り立ち”が重要なポイントになりますので、ぜひ覚えていってください！

画数を数える際のポイント

１．漢字の種類を確認する
２．部首の成り立ちに注意

　２．漢字の種類による画数の数え方　

現在、日本で使われている漢字は、主に次の４種類です。

（１）正字
（２）俗字
（３）国字
（４）略字

画数を数える漢字がどの種類に属しているかによって、数え方が変わってきますので詳しく見ていきましょう！

（１）正字

正字は中国の『康煕字典』で正式とされている字体です。そのままの画数で数えてください。

（２）俗字

俗字は正式な字体ではありませんが、長く一般的に使われている字体です。例えば「髙」は正式には「高」ですが、俗字として「髙」を使っています。俗字はそのままの画数で数えてOKです。

（３）国字

国字は、その名前のとおり日本で作られた漢字です。例えば「畑」「峠」などがそれにあたります。国字もそのままの画数でカウントします。

（４）略字

略字は、戦後、難しい字を書きやすい簡単な字体することを目的に作られた字体です。略字については、元の字体の画数で数えますので注意してください。例えば、「桜」は略字の画数だと１０画ですが、正字の「櫻」は２１画なので、姓名判断では２１画で判断していきます。

　３．部首の画数の数え方に注意！　

漢字は”表語文字”という、音だけではなく漢字そのものに意味を持つ文字です。そのため、偏（へん）や旁（つくり）、すなわち部首は、その文字が持つ根本的な意味を表しています。そのため、部首は略された形ではなく、本来の形の画数で数えるようにしてください。

字形と画数が違う部首をいくつかご紹介します。

★忄（りっしんべん）　⇒　心　４画
★扌（てへん）　⇒　手　４画
★氵（さんずい）　⇒　水　４画

ほかにも字形と画数が違う部首はありますので、画数を数える際は注意してください。

　４．おわりに　

赤ちゃんの名付けに迷ったら熊﨑式姓名学の五聖閣へ

いかがでしたか。今回は赤ちゃんの名付けの際に間違えがちな漢字の画数の数え方についてお伝えしました。

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